宇多田ヒカルの母親といえば、今の若い方でもご存じかもしれませんね。この動画は年末に向けての紅白歌合戦動画第3弾になります。(爆)
この「圭子の夢は夜ひらく」はオリコン1位にランクされた前作『女のブルース』に続いてリリースされた藤圭子の3枚目のシングルで、10週間連続オリコン1位にランクされるなど1970年の年間第3位に輝いたそうです。そういった意味ではまさに藤圭子の人気を決定づけたヒット曲といえるでしょう。
実は僕は知らなかったのですが、この曲の原曲は、練馬少年鑑別所で歌われていた曲を曾根幸明が採譜・補作したもので、2006年2月現在、JASRACには20を超える作詞者による異なるバージョンが登録されているそうです。その中でも園まりが歌ったものと藤圭子が歌ったものが特に有名です。(ウィキペディア調べ)
ちなみに園まりヴァージョンの作詞は中村泰士と富田清吾が、藤圭子ヴァージョンは石坂まさをが作詞しています。
そういった背景を知った上で聴くと『怨歌』と呼ばれるような夜の世界の女の感情を歌った暗く陰鬱な歌の世界が、より伝わってきますね。1970年といえば大阪万博などがあり、高度成長期の華やかなイメージが強いですが、学生運動などの政治活動やこの曲にも出てくる夜の世界も照らし合わせることで、この当時の光と影の部分がが見えてくる気がします。
今回の紅白歌合戦動画ですが、恐らくNHKの保存状態が悪かったためか映像があまり良くないです。貴重な映像だけにもったいない気はしますよね。
もっと綺麗な映像をみたいと思われている方には、昭和54年の「演歌の花道」からの動画も貼っておきますので、併せてご覧ください。
それではゆっくりとご堪能ください。
【昭和40年代女性歌手の最新記事】


